危機一髪!倒壊寸前に取り壊された空き家の話

通勤途上の葛飾区の道路沿いに、空き家になったまま放置されていた廃屋がありました。日を追うごとに建物が傾いていき、瓦が落ち始めていました。
そして、瓦の破片が車道にまで落ち始めた時はかなり悩みました。いつか建物の下敷きになる日が来るのではないかと。しかし、どう見ても持ち主不明の廃屋です。誰に言っていいかわかりません。
毎朝ここを通るたびに恐怖感が襲います。道を変えて出勤すれば解決するかもしれませんが、その道路を通らなければ職場までたどり着けないのです。
空き家はその後も取り壊されないまま傾き続け、ついに土壁までもが崩れ始め、車道に落ちてきました。これは倒壊も時間の問題で、運が悪ければ本当に下敷きになるかもしれないと不安は更に増すばかりです。
どうする事も出来ない不安な日々が続いたある日、ついにその日がやってきました。何と、空き家に葛飾区の解体業者の重機が入っていたのです。そして、翌朝には跡形もなく取り壊され、綺麗な更地に変わっていました。
倒壊寸前での取り壊しだったのでホッとしましたが、あまりにも急な展開だったので驚きました。空き家の放置は大変危険なので、責任をもって管理してもらいたいものです。